ダイエットは体重にこだわりすぎると失敗する理由
「目標は1週間でマイナス5kg」「昨日より1kg増えてしまった...」
ダイエットをしているとどうしても体重を気にしがちです。
しかし、体重だけにこだわるとダイエットの本質を見落として挫折する確率が上がります。そして体重にこだわったことでリバウンドしてしまう確率も上がるのです。
見た目を左右するのは体重ではなく体脂肪率
ボディメイクの世界では当たり前になりつつあることですが、実際にダイエットを始めて見ると、どうしても体重を気にしてしまいます。ダイエットは何が減るかが大切です。筋肉と脂肪は筋肉の方が重いため、筋肉量が落ちた方が体重は下げることができます。しかし、筋肉が下がると基礎代謝が下がるため、より太りやすい体質になってしまうのです。理想は体脂肪が減ることなので、ダイエットでは体重だけに固執しないようにしましょう。
体重は1日のうちに1kgから2kgほど変動します。これは食べたものや飲んだものが体重に影響するためです。そのため朝一番で測った体重と夜測る体重では差が出てしまいます。夜に上がったとしてもこれは太ったという訳ではありません。体重に一喜一憂していると、精神的に消耗してしまいます。
では体重以外でどうやってダイエットを管理すれば良いのでしょうか。
おすすめは以下の3つです。
1.体脂肪率を測る
体脂肪の測定できる体組成計を使用して、体脂肪率を測定します。ただし家庭用の体組成計には個体差があるため、体組成計は1つに固定をして現在の体脂肪から〇〇%体脂肪を落とすという目標の決め方がいいでしょう。
2.部位を測る
太ももや二の腕、ウェストなどをメジャーで測定しておきます。サイズを測っておくことで物理的なサイズダウンを確認することができ、自分では気が付きづらい小さな位変化を見逃すことがなくなります。
3.写真記録する
下着や身体のラインが分かる服装で身体の写真を撮っておきましょう。ダイエットの目的である「見た目が変わる」ということを客観的に確認できます。自分では変化を感じなくても1ヶ月前の写真を見たら、全然違っていたということはよくあることです。
体重にこだわらないことで健康的にダイエットを行うことができます。今までダイエットで体重だけしか気にしていなかった方は、思い切って毎日の体重測定を辞めてみてもいいかもしれません。体重にこだわらないことでストレスから解放されてみませんか。